DAY30〜38 『アジア?ヨーロッパ⁇の街イスタンブール』 〜青二才バックパッカーの珍道中旅〜

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Merhabaメルハバ〜(トルコ語でこんにちは)

約一ヶ月かけてロシアは極東ウラジオストクから北極ムルマンスクまで列車の旅をしてきた私です。


しかし、残念ながらロシアの観光ビザはたった30日の有効期間しかないということで名残惜しいが、ロシアを出国することに…





2020/01/14

ムルマンスク空港を出発し、モスクワ・ヴヌークヴォ空港トランジットにてひと休憩。



До свидания Россия!ダスビダーニャ ラッシーア
Спасибо большое スパシーバ バリショーエ!!


なんだかんだでモスクワの上空を見るのは初めてかも?
(…ず〜〜っと電車でしたからね 苦笑)


めっちゃ名残惜しい…
絶対また行くからねっ!!待ってろ〜ロシア!!





17:00


つきました!!イスタンブール!!
(とりあえず空港ATMで16,000円くらい引き落としましたが、手数料2,500円くらいボラれました…ちくせう!)



いや〜人生初の中東デビューですね!

国旗にある月のマークがイスラム!って感じがしますね〜

ってか、チンチン電車の距離近い!危ないなー!!




トルコ(都市部)の物価は意外にもそんな安くないです。



○SIMカード(30日3,000円程度)

※空港での購入はおすすめしません!(割高なので)



○ユースホステル(一泊800〜1,500円程度)

物価の安い国を沢山旅した人なら分かると思いますが、正直言って高いです。(しかもトルコはbooking.com使えない)
日本やシンガポール並みに高いです。



でも一緒に居たルームメイトはマジで最高のメンツでした(一人を除いて)。

トルコ人以外にもパキスタン、シリア、モロッコ、メキシコ、日本、中国と沢山友達が出来ました。


ちなみにトルコでは友と語らうとき、ふと一息つくとき、食後の一杯などにはこのチャイが欠かせない存在だそうです。そして美味い!

カフェでは40〜100円程度で注文できます。




○飲食(一食450円程度〜)

トルコといえばケバブ!



ケバブ!!



ケバブ!!!

ちなみにレストランじゃなく、この様な露店なんかだと100〜200円くらいで食べられます。
結構コレはコスパ良い!



ケバブというとどうしてもを想像しますが、トルコには魚のケバブもたまに見かけます。

肉に劣らず(…というか肉より美味いかも?)とても香ばしく、満足度の高い味でした!!350円くらいでした。



このピザみたいなやつは300円くらいでした。




流石は世界三大料理のひとつだ。

トルコの飯はマジで美味い!


放っておいたら太るか痛風になるまで食べ続けそうになります(笑)



ちなみにビールは一本250円くらいします。

高いけどイスラム教だからまあ仕方ないか。



とは言ってもトルコの人は我々外国人には結構寛容的です。

料理の待ち時間に隣のスーパーでビール買ってもいいかダメ元で尋ねたところ、OKとのこと。


もはや痛風デブまっしぐらですな〜




またトルコ人の親日家はとても気立てが良いです。

カフェで数時間時間を潰しているだけの私を決して煙たがる事なく、むしろ常連たちの語らいの場に私を混ぜさせてくれました。

コーヒー一杯だけの値段(200円)でこれだけもてなしてくれるトルコの人たちには感服しました。





街をふらふら散歩していると面白い看板を発見。



ふむふむ、なるほど。

ここ、イスタンブールという都市はボスフォラス海峡を挟んで西側がヨーロッパ、東側がアジアという訳か…


実に面白い!


アジアサイドに行ってみよう!!




という訳で我々アジアン三人衆は運賃100円のクルーズ船に乗り、拠点であるヨーロッパサイドからボスフォラス海峡を越えることにしました。

宿で知り合った靖さん(富山)とヤーさん(新疆)です。








アジアかって言われると、、う〜〜ん、微妙じゃね?


おそらく、アジアを意識してここを訪れた人が居れば誰しもがこんなリアクションになると思います。



ちなみにヨーロッパサイドはというとこんな感じです。






コレがヨーロッパだと言われると何となく納得しますね〜


まあ、ロシアにしろトルコにしろ私にとってはヨーロッパなんですけどね〜(笑)



そんなこんなで一日行動を共にした同志達とお別れです。

チクショーリア充めが
御二方ともどうか末永く幸せで居てください。



ずっとホステルばかりだとお金がかかるので、カウチサーフィンを試してみたのですが、中々見つからず苦労しました。

アジアンサイドの街にお住まいのアイタッチさん(会社員)宅に二日間お世話になりました。


二日目は彼の友達も御一緒でした!


仕事で忙しい中泊めて下さって本当に感謝です。




01/22
イスタンブールで約一週間過ごした私。

トルコ人の親切さフレンドリーさに感謝しつつ、次なる目的地へと旅立ちます。




次なる目的地カッパドキアではどんな冒険が待っているのか…



-つづく-




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DAY26-30 『人生初の北極圏紀行inムルマンスク』 〜青二才バックパッカーの珍道中旅〜

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さあ〜〜ミズシェンコ選手!!
15年振りに満を持してリンクへと姿を見せました!!



当時は近くの公園で何度かスケートを経験しておりましたが、遊んだ次の日は漏れなく風邪やインフルに感染といった最悪な過去も経験しております。



ミズシェンコ選手、そんな辛い過去のトラウマはまるで無かったかの様に満面の笑みを浮かべています。




撮影協力者さんもこの表情




バッチリとポーズを決めます。
一体これから我々に何を魅せてくれるのか?













決まった〜!
(←何がだよ)


彼もご満悦です。




※気付いたら2時間以上滑っており、次の日の朝ベッドで想像を絶する苦痛が待ち受けておりました。。





2020/01/10

11:00
北緯が上がるにつれて日の出が遅くなります。



フィンランドやロシア北西部は氷河期の雪溶け水が無数の湖を形成し、この様な穴ぼこ地形が見られます。



列車に揺られ約24時間。



着きました!世界最北端の鉄道駅ことムルマンスク駅




寒さ(?)で電光掲示板もイカれています。



世界最北端のマクド

ちょっとリッチにポテトをトッピング♪




カウチサーフィンホストのパヴェルさんと合流し、中心街からバスで30分ほど北の彼の自宅へと向かいます。


ここら辺は北緯69度になります。

ここムルマンスクはフィンランド、ノルウェーの国境が近いですね。



100日ほど前まではユーラシア大陸最南端(シンガポール)にいたと思うと感慨深いですね。





今日はオーロラが観測出来るかもしれないということで早速待機。



しかし、残念ながら観られませんでした。

あの車終わってんな〜
と思いつつも、満月に見惚れます。





01/11
この日は極夜明けでムルマンスクでは約2ヶ月ぶりに太陽が顔を出すそうです。

という訳で、パヴェルさんと日の出スポットに向かいます。
(今年のムルマンスクは例年にないくらい気候が温暖らしいです。)



赤、オレンジ、黄色、水色、青、紫と空が見る方角によって色とりどりに変わる不思議。






12:30
ロシアでよく飲まれている黄葡萄の紅茶(お爺さんがタダで配っていた)を飲みながら日の出を待つと…




ご来光です!



祝砲も上がります!




2ヶ月ぶりの太陽に皆さん、皆さん大いに喜んでいます。


踊ったり皆で歌っていたり、喜びを皆で分かち合っていました。



赤さんも



この表情!!



寒いけど心は温まりました。



180度視点を変えると、オレンジに輝くまん丸お月様も見えます。







北極圏の日は短く、2,3時間もすれば辺りは真っ暗です。

ムルマンスク港にて




氷砕艦レーニン号に乗ります。

16時前でこの暗さです。



船の中を見学します。

世界初の原子力氷砕船だそうです。



航路
冬場は凍結する北極海航路での通年の運行が求められたため、1959年から30年間稼働していたそう。



ムルマンスクの夜景が見えます。




レーニンさん、本当に愛されていますね。

ロシア各地どこにでも銅像はありますし、地名や大通りの名前も彼の名に因んだものを多く見かけます。

私も彼の様なビッグな男になりたいものだ。





01/12
パヴェルさんにムルマンスクのスポットを教えてもらったのでお散歩




アリョーシャ蔵

35mもあるこの像はかつて第二次大戦時にムルマンスクを守り抜いた赤軍兵士の功績を称えて建立されたそうだ。



普段、この辺りは湖なのですが、この時期は完全凍結しており、スキーに勤しむ地元民で賑わっています。




激しい雪

こんな状態ではオーロラなど見える訳がございません。





01/13
ビザの都合上これ以上は長居できないためやむなく空港へ。

モスクワをトランジットしてイスタンブールを目指します。



あ〜もしかしたら今晩見張っていたらもしかしたら観られたかも知れないのにな〜




搭乗の際の一瞬に賭けてみたがダメでした〜




スノーダストが凄くて目がチカチカしました。

最後の最後で貴重な体験が出来ました。



ちなみにこの搭乗券、予約の際に名前を打ち間違えてしまいました。


が、特に突っ込まれることもなく普通にモスクワまで行けました。
(搭乗の時とかすげービクビクしてました 笑)


さらに、モスクワのヴヌーコボ空港ラウンジ。
普通はプライオリティパスと搭乗券を見せるべきなのですが、プライオリティパスだけで入ることが出来ました。




これはいける!



と確信し、ここで夜を明かしました。ビールもしこったま飲みました。
(この缶ビール結構美味かった)

※規定だと3時間までだが12時間居座りました(笑)








ロシアの航空会社ガバガバの緩々やん!!






と思いますが、私の乗ったこのポベーダ航空手荷物に関してはやたらと厳しいです。

凡そ40cm立方の箱があり、これに荷物が収まらないと1,800円の手荷物料金が課せられます。


20L程度のバックパック手提げ袋程度のお土産

これまで荷物は極力少なめに抑えてきたので手荷物料など全く気にしていませんでしたが、これで手荷物料1,800円取られます。
(しかも私の場合、MMK-VKO-SAWと2回分の約3,600円)


格安のLCCだとこういった罠も待ち受けていることを身に染みて感じました。


皆様くれぐれもお気をつけを。。


※後から調べたのですが、ポベーダ空港のレビューに関してはかなりの数の酷評が際立っています 苦笑 (特に荷物)


私の荷物ですらこの有様なので他の方はもっと酷かったと思います…本当にお気をつけを


そしてパヴェルさん、3日間お世話になりました。スパシーバ・ボリショイ!



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DAY21〜25 『フィンランドまでは電車で一本!サンクトペテルブルク』 〜青二才バックパッカーの珍道中旅〜

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ロシアでは通貨として主にロシアルーブル(руб;Р)が流通しています。


ロシアルーブル紙幣(※ネットから拾った画像です)


このルーブル紙幣、人物の肖像画は一枚もありません。




かつてソビエト時代は紙幣硬貨共にレーニン、それ以前のロシア帝国時代はロマノフ王朝の皇帝を採用していたそうです。








なんだ〜肖像画じゃないのかよ〜〜
つまんねーの〜








と思ったそこの貴方!!
諦めるのはまだ早い!








実は2020年現在に広く流通している200ルーブル2,000ルーブルには面白い仕掛けが施してあります。
その一部をご紹介します。




ウラジオストクの金角橋、懐かしいな〜


灯台の周りにはカモメが飛んでいます。




お分かり頂けましたでしょうか?





ロシアルーブルのアプリをスマホにインストールしてルーブル札にかざすと3Dで紙幣から絵が浮き出てきます。


(…これが肖像画でも浮き出たら最も面白いだろうに ボソッ)




他にも、2018年のFIFAワールドカップの記念紙幣として流通した100ルーブル。

サンクトペテルブルク駅で入手 (400ルーブルで購入)



こちらもブラックライトにかざすと…

なんと光ります!!
(拾い画)



肖像画こそ無いものの様々な細工が施してあるロシアルーブル、中々に奥が深い!!




世界にはその国独自の多種多様な通貨があります。(拾い画)

我々が普段所持している日本円にも偽造対策として実に巧妙な細工が施してあります。




そう考えると、通貨ってある意味国が造った最も身近な芸術作品だとは思いませんか?



(1руб≒0.6JPY)





若干前置きが長くなりましたが、ロシアの首都モスクワを出てロシアの京都ことサンクト=ペテルブルクに参りました。



ここからだとフィンランド・ヘルシンキまでも電車でひとっ飛びで行けます!


あ〜、行ってみたいな〜フィンランド(貧乏旅人の戯言)



 


それにしても

サンクト=ペテルブルク


ん〜何ともカッコいい響き!
かつてはロシア帝国時代の首都でした。



そして私の中のロシアカッコいい地名ランキング堂々の一位です!!


…ちなみにトップ10は以下の通りです。
(私の独断と偏見)


1. サンクト=ペテルブルク
(ペトログラードもといレニングラードとも呼ばれる)


2. ヴォルゴグラード
(かつてのスターリングラード)


3. ニジニ・ノヴゴルド


4. ノヴォシビルスク

5. ペトロパブロフスク=カムチャツキー

6. カリーニングラード (ロシア領の飛び地)

7. エカテリンブルク (エカテリーナⅠ世由来の地)

8. ユジノ・サハリンスク (樺太)

9. クラスノダール

10. ウラジオストク (極東最大の都市、不凍港)



…はい、カッコよさのレベルが高過ぎますね、、どうでしょう?





前置きは少々長くなりましたが、そんなネーミングセンスNo. 1都市・サンクト=ペテルブルクを訪れました。

着いて早々にチンチン電車がお出迎え



よく分からん何やらハイテクなものを乗りこなす通行人



ボリショイ・サンクトペテルブルクスキー・サーカス劇場

本当は鑑賞するつもりでしたが、クレジットカードの限度額がオーバーしたため、残念ながら見送り…がっくし!



隠れ家的なカフェ

トイレが無かったのが残念





パンツァー・フォー!!


戦争博物館です。


導火線ってこんなぶっとい綱なのね、、


直径53.4cmの砲弾

こんな弾がポンポン飛んでくる戦地を想像しただけで恐ろし過ぎる…
そして後ろの姉弟(?)が微笑ましい!

フィンランドの国旗…冬戦争かな?


戦地で散った日本軍の遺品も…日露戦争かな?


翻訳は残念だが、何となく内容は理解。

お悔やみ申し上げます。





エルミタュージュ美術館


入ってすぐの所に自動券売機があります。流石!


チケットを買うと目の前に行列が…

入り口待機の列かな?とりあえず並ぼう。




ロシアの博物館美術館全般に言えることですが、横に無人券売機があるにも関わらず人々は何故か有人のチケットオフィスに行列を作ります。
(Googleレビューを見て後から知った)




バカだな〜皆、情弱かよ! (←特大ブーメラン




そんな感じでチケット購入済みなのに無意味に一時間並びようやく中へ。

(無人で購入済みの人は直ぐに入れると知った瞬間発狂しました…皆、使えるものは使おうぜ…)


中に進むとまるでそこは貴族たちの住宅展示場!




日本で言うところの江戸時代の貴族たちの生活ぶりが伺えます。



鳳凰の像を見ていると後ろで花火が。

横にいた人に聞くと、ロシアではどうやら今日(01/08)がクリスマスの様です。

派手に花火が上がります!







サンクトペテルブルクといえばロシア帝国の怪僧・グリゴリー=ラスプーチン(1869〜1916)。



皆さんはご存知ですか?この男。

股間のイチモツが大きい(30cm以上)ことで有名な不死身の男とも呼ばれています。

現在もイチモツだけがホルマリン漬けで保存されているとか…
(※拾い画、グロいのでモザイク)


加えて絶倫体質であるが故に宮中の女性を虜にし、己がイチモツ一本でロシアを動かしたとも言われます。


そんな彼に嫉妬した男性貴族たちによる暗殺に関する逸話も凄まじい!

食事に青酸カリを盛られる
☞三発の銃撃
☞燭台で頭蓋骨粉砕
☞モイカ宮殿から突き落とされる
☞手足縛られモイカ川にドボン
溺死

これだけボコボコにされてもなお溺死まで耐えられる不死鳥ぶりよ!!(←暗殺とは一体?


ラスプーチンに関する面白エピソードはまだ沢山あるのでよかったら調べてみてください!


そんな彼の暗殺現場であるモイカ宮殿も訪れました。

が、肝心の彼に関する展示は明日の夕方からだと…残念!

モイカ宮殿はユスポフ宮殿とも呼ばれ、帝国時代のユスポフ公(貴族、暗殺犯)の屋敷でした。






2020/01/09

サンクトペテルブルク最終日です。


この日でロシア第一革命のきっかけとなった『血の日曜日事件』からちょうど115年が経過しました。

1905年1月9日、ロシア帝国の当時の首都サンクトペテルブルクで行われた労働者による皇宮への平和的な請願行進に対し、政府当局に動員された軍隊が発砲し、多数の死傷者を出した事件。



何となくそれっぽい場所に行ってみるが意外と人は少なかった。





ロシアの古都と呼ばれるだけあって今回は歴史に纏わる話が多めでしたね。


ペテルブルクに限ったことでは無いですが、世界のいろんな場所を歩き回ると、自然と「この場所の歩んできた歴史についてもっと知りたい!!」と知識欲がかき立てられます。


そんなことを最近感じるようになったmizukiの投稿でした!




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DAY12〜21 『転んだ先に犬の糞かと思ったら500円だったモスクワ旅』 〜青二才バックパッカーの珍道中旅〜

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ロシアを旅して分かったこと (※個人の見解です)


・全然怖くない

ロシアという国は、資本主義で育った我々のいわば敵対するイメージなのか、それとも旧社会主義体制(スターリン政権)のイメージが強いせいか日本人は未だに何となく怖い印象を持ち気味ですが、全くそんなことないです。

むしろ街は華やかで活気に満ちています。





・意外と酒に対するモラルは厳しい

ロシア人に対する大酒飲みのイメージは完全に過去の遺物です。
後から知ったことですが、道端などの家やホテル以外の場所で酒を飲むと法律で罰せられる可能性があります。くれぐれもお気をつけを…
(知らずに道端でグビグビ飲んでた…恐ロシア)

どおりで酒を飲み歩く人を見かけない訳だ。
ロシア人自体が酒豪の体質なので、もちろん家や店ではゴリゴリ飲む人も居ます。
ちなみにお酒は安いです。






・無茶苦茶寒いかと言われるとそうでもない

ロシアの暖房器具

イルクーツクなどのシベリア極寒地帯は別格ですが、モスクワなどの主要な都市部は思ってたほど寒くなかったです。(だから人が沢山居るのかも)
多分東北や北海道とあまり変わらないと思います。

加えて、ロシア全土は暖房関連が充実しており、建物は常に暖かい(寧ろ暑いくらい)です。

マンションを始めとする全ての建物に導入してあり、パイプを通して常にお湯が循環するため留守中でも部屋は暖かいです。
エアコン要らずって訳です。

また、スーパーやショッピングモールの出入口は大型のエアコンみたいなのが置いてあり、熱風が常に吹き荒れています。さすが資源大国!!





2019/12/27

10:30

カフェで朝ごはんを済ませてモスクワ散歩。気温は-1℃、暖かい!



看板に映るこの綺麗な女性エレナ・ポドカミンスカヤさん



私の大好きなドラマ『кухня』に出演されている女優さんです。


このドラマは有志が字幕版をYouTubeにアップしてくれているため、ロシア語が分からなくても話が理解できます。


私もロシア語の勉強がてら観始めたのですが、どハマりして毎回ゲラゲラと楽しませて貰っています!

ロシアにこんな面白いドラマがあったとは…







夕方になり、かねてよりカウチサーフィンでコンタクトを取っていたТимофей (ティモ)さん宅にお邪魔。

8年ほどアニメだけを観続けた結果、日本語会話をマスターしたそうです。凄い!

モスクワ郊外のマンションに一週間ほどお世話になりました。



早速夕飯です。



この干し魚、おばさんがシベリアの駅で売り歩いているのを度々見かけました。

中々試す勇気がなかったのですが、いざ皮をひん剥いて食べてみると実に美味!

ホッケの塩っぱい部分に味が似ており、ビールの良いつまみになります。





12/28

地下鉄と路面電車を使い、彼のガールフレンドであるАнжела (アンジェラ)さん宅に向かう。

長〜〜〜いエスカレーター。


『トロイカ』と呼ばれる鉄道ic。
モスクワ近郊の地下鉄と路面電車はコレ一枚で充分です。


家に着くと早速おもてなし!


ご馳走さまです♪
美味かったです!!


しばらく談笑の後、中心街をお散歩。





クレムリン広場


街はニューイヤームード全開です。


記念にスリーショット!

末永くお二方の幸せを心から願います。





2019/12/31

みんながおせちの画像ばっかりアップし、悔しかったので私も年の瀬くらい日本食が食べたくなりсуши (スシ)の竹コースを。(むっちゃ高かったけど今年最後だしここは奮発)

日本人ということもあって500円ほど割引してくれました。ご馳走さまです!



あと数時間で年越しということもあってか、街は歌えや騒げのお祭り状態です。







2020/01/01

0:00
日本の皆さんより6時間遅れて新年を迎える。

Apple Watchにこんな機能もあるのだなと感心していたためスクショが遅れる。


と同時にそこら中から爆音が鳴り響く。




アンジェラさん宅でニューイヤーパーティー

優しいお母さんと逞しいお父さんが出迎えてくれました。



3時過ぎてもまだ止まない花火。
我々も便乗(笑)




ティモさん達と別れ、郊外のマンションへと帰る。

見ず知らずの若者たちが長いエスカレーターですれ違い際にお互い新年を祝福しています。

モスクワ万歳!モスクワ万歳!的なコールも始まります。
酒も入っていたので私も便乗してしまいました(・Д・)


ひょんな事からお互い『кухня』のファンという共通点があるため仲良くなった青年。

ロシアドラマの力は侮れない!





激動の2019年2020年の年明けを迎えた私。


正月という事もあり何もしたくないので、『ガキの使い〜絶対に笑ってはいけない〜』『芸能人格付けチェック』『とんねるずのスポーツ王(リアル野球版)』を観ながら酒盛り。



ワインオープナーが無かったのでネジとペンチでコルクをこじ開ける。



二日間でワイン×2、ビール×4、コニャック一瓶を開けました\(^o^)/


毎年、お屠蘇やビールなのでここいらで変化も欲しかったのでしょうが流石にやり過ぎましたね。


そんな感じのだらだら〜とした正月をモスクワで過ごしました。





01/04

折角モスクワに来たのだからレーニンさんに年始の挨拶をしようと思いレーニン廟を訪れるも…



1時間半の待機の末にココでおしまいと来たもんだ!

だったら並ばせるなよ!!
と言わんばかりにブチギレる人も居ました。



私も多分コレは今までの旅史上最もガッカリした思い出となるも思います。

毎回、何かをやり逃したら次また来る理由が出来たとポジティブに考えるようにしているのですが、流石にコレには堪えましたね…(苦笑)








更に泣きっ面に蜂、転んだ先に犬の糞というべきか…




次の目的地であるサンクト=ペテルブルク行きの列車を逃してしまいます\(^o^)/



地下鉄でОктябрьская (オクタヤブルスカヤ)駅に向かい、ペテルブルク行きのホームを探すもそれらしきはどこにもない…



駅員さんに聞くと、オクタヤブルスカヤではなく別の場所だと…




いや、コレは分からんて…



何とか間に合ったものの、発券が凄まじく並んでいたため、乗車を逃します。

ちなみに駅のどこを見渡してもオクタヤブルスカヤなんて文字は一文字も見なかったです。


どうしてそんな紛らわしい表記をするかね〜ロシア国鉄さん。


まあ、1,500円くらい(半額戻ってきた)の暖房、寝台なしの列車だから痛手は軽いが、始めてモスクワを訪れる人に対してもう少し配慮して欲しいものだ。







とまあ、言い訳はほどほどにして次の便を予約。



2時間ほど余裕が出来たので駅をぷらぷら〜と散策。



腹が減ってきたので貧乏旅人の味方ハンバーガー。



熱々で肉汁がジュワっととてもジューシー♪ めっちゃ美味い!!
このクオリティで500円ほどだったので得した気分♪

食べ終わる頃には手がベチャベチャになりました(笑)



お土産屋でソチ五輪の記念紙幣を発見。

100ルーブルを500ルーブルで買いました。



そうこうしていると日を跨ぎ、出発時間に。

モスクワ発ムルマンスク行きの列車に乗ります。



急遽予約した列車は二等車(約3,500円)







今までの三等車とは車両の作り、サービス、クオリティ、何もかもが違います!!


トイレも綺麗だし、シャワーまで付いていました!!




無料のアメニティグッズたち。

マンションにスリッパを忘れたので正直コレはすごく嬉しい!
(ティモさん、すみません私のスリッパ捨てておいて下さい.m(_ _)m)


翌朝には別途、弁当が配給されました。






01/05

9:00
モスクワからサンクト=ペテルブルクまでの約8時間半はあっという間でした。

安めのビジネスホテル(朝食付き)に泊まって、朝起きたら700km離れた都市に着いてた。


まさにそんな感じです。



もしあの時、時間通りに間に合っていたら暖房なしの寒い中、硬い座席に座ったまま寝る羽目になっていたと考えると、遅れたことが功を奏したのではないかとブログを書いてて今も思います。



泣きっ面に蜂かと思いましたが、まさに怪我の功名、転んだ先に500円だったモスクワ旅でした!!




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DAY07〜08 『栄えある湖 聖なるバイカル』〜青二才バックパッカーの珍道中旅〜

カテゴリー

シベリア鉄道編から時を少々遡り、極寒の街イルクーツクの街歩きファッションを紹介しまーす!!


この時期の街は常に氷点下10〜30度


寒さとお洒落は足元からということでブーツ靴下はmont-bellの店員さんのイチオシを選んで貰いました。


このブーツ、風や水を全く通さない上に中がフワフワで超温い!!


シベリアも、足元さえしっかりしていれば、あとは家にある適当な服でガッチガチに身を固めれば何とかなるんじゃないの〜(適当)



(※JPY100≒RUB58)




2019/12/22

4:00

列車の遅延によりゲストハウスのチェックインがすこぶる遅れた。
スタッフの兄ちゃんゴメンよ〜




朝飯兼昼飯はおにぎりチャーハンだ


味付けは油としても使えるマヨネーズと梅昆布茶の素だ


生ハムも一緒に炒めて海苔をまぶせば完成!っと


以上、お手軽チャーハンでした。





12:30

イルクーツクの街にくり出します。この日は街を散歩です。



日本もそうだがロシアもビールの種類はめっちゃたくさんあるのでどれを買うか迷う。



スーパーなのに樽でも売っている

流石アルコール消費世界No. 1


コレに決めた!(完全に見た目で判断)



くまさんウォッカもついでに


ロシアのビールはちょっと味が濃いめかな〜

スーパードライみたいな辛口キリッと喉を通るタイプのビールが私は好みなんだよね〜
絵柄のボイン姉さんは完全に好みなんだが(笑)



13:00

ビールを飲むと体が冷える冷える…

 

やっぱロシアではウォッカが一番だよな!


味にクセがないから飽きがなく、いつまでも飲めるのがウォッカの良さかもしれん


氷職人が作った氷室にお邪魔しました。



氷室の中ではロックで飲みたいものだ。




これぞヒムロックってか!

…若干寒気を催したので次行きましょうか。
(BOØWYは好きです)





13:30

チャーハンだけでは足りないのでサブウェイに


ロシアのサブウェイはボルシチも付いてくるようです



ショッピングモールも散策



何やら催しもやっているようですね



ロシアでは寿司をよく見かけるので一貫購入



露西亜寿司安イネー



お土産用のウォッカも豊富にあるのだが、他にもいろいろな国を見て周りたいので日本に買って帰るのはキツいかな…残念



超懐かしいものも発見






17:00

大きな公園に来ました。
ウォッカ完飲。このサイズじゃ足りんな…



氷の芸術




この寒さだから温かい手で少々触ったくらいでは絶対に溶けません。

何だか氷ではなくガラスかアクリルを触っている様な感覚になります。


ラクダちゃん寒そう…



滑り台があります。



私も滑ります。


年甲斐もなく子供たちに紛れて一人で大はしゃぎする齢24の男。
立って滑るとスリルがあって超楽しい!!



250mLの小瓶じゃすぐ無くなるので、これ以降は500mLの中瓶を買います。



お夕飯






12/23

今日はバイカル湖を見に行きます。

バイカル湖を見るには街から70kmほど離れたリストヴャンカという街に行く必要があります。



バス乗り場に向かいます。
往復RUB300で乗れる。安い!





しかし、安いものには往々にして罠があります。






このバス、、雪道をガンガンぶっ飛ばす。

120〜30kmはゆうに出しているぞ…

鹿なんか出ようもんなら一発で全員お陀仏だ





しかも舗装状態が悪いので無茶苦茶グワングワン揺れる。

乗客もよくそれでシートベルトをしないものだ…



この車間距離よ


安全運転をしている車をスイスイ追い抜く

しかも片側一車線の道で…


「おいおい、何をそんなに急いでいるのだ」と運転手に問いたい




湖が見えてきた

もうすぐでこの地獄の暴走が終わる安堵感









という訳で着きました!リストヴャンカ

70kmのバスの旅はあっという間でした!(物理的精神的にも)


本気で死の恐怖すら感じました。
正気の沙汰とは思えない暴走ぶりでした(汗)




バイカル湖

「シベリアの真珠」とも、ガラパゴス諸島と並ぶ「生物進化の博物館」とも称されるこの湖は最大水深1,642m世界で最も深い湖として知られています。


さらには真冬〜春のシーズン、その透き通るような美しい湖水が完全凍結する様を一目見ようと観光客は後を絶えないそうです。(※拾い画です)





とりあえず湖畔を散歩といきましょうか。



市場を発見




奥の方に進むと何だか良さげな店が、、



お土産の交渉を試みるも表示価格のRUB1,200が最終価格ならしい(?)のでこれ以上負けられないと。


店のお姉さんが言うには、どうやら私が今日来た最初の客だそう。



、、、そんな目で俺を見ないでくれ



他の店に行こうとするとRUB1,100に負けてくれました。



…私も丸くなりましたね




あなたの頑張りと美しさと美しさと美しさに免じて手を打とう!

(マグネットもオマケでくれました)


これがただのおっさんとかならRUB800あたりまでゴネてましたな。








料理の時に肉の温度とか測るやーつ



しかしこうして見るともはや海だな



そしてこの透明度



ハリボーが硬くて食べにくい



寒いのに精が出ますな






16:00

バイカル湖博物館

学割はロシア国内の学生さんしか使えないようだ


地質学的に見るバイカル



生態学的に見るバイカル



私も潜ったみたい



なのでバーチャル的に潜る


これは面白かった



バイカルアザラシに



見たことのないような珍しい魚たち



バイカルの深さが故に大昔からあまり進化してなさそうな生物がたくさん見られます。



まだまだ謎多きバイカルです。







17:30
イルクーツク行きバスを待ちます。

協力してくれたカップルに感謝!
(彼女のほうメッチャ笑ってた)



19:00
イルクーツクに戻り、歩いてて見つけたバーに入る。

持ち込みはどうやらOKの様子。グラスを出してくれた。

ボルシチRUB100激安!



この頃から深酒がかなり進んでおり、おばちゃん達と楽しく手を繋いで踊っていたことだけ微かに覚えている。






23:00

酔を覚まし、スーパーでひと通り買い物を済ませイルクーツク駅へ



モスクワを目指します。
(が、列車は1時間遅れ)



その後、シベリア鉄道の旅の後半に繋がるわけです。



以上、イルクーツクからでした!


それでは皆さん、良いお年を!!





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DAY03〜12 『もすかうをめざして』 〜青二才バックパッカーの珍道中旅〜

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近くて遠い国ロシア

皆さんにとって「ロシア」というと何とな〜くあまり馴染みが無いように思えますが、実は日本の領土から"最も近い隣国"なのです。


かつては北海道の宗谷岬からサハリン(樺太)を結ぶ宗谷トンネルなんかも計画されていたみたいです。(距離にしてたったの50km程度)


そこから日本海を挟んでサハリンとユーラシア本土を結び、ハバロフスクあたりでシベリア鉄道と合流すれば、、


「上野発モスクワ経由パリ行き」


なんて電光掲示板が上野駅で見られる日が来るかも知れませんね。



家からヒッチハイクでヨーロッパまで行くことだって夢じゃありません!!




もし宗谷トンネルが開通したらと考えると、、

何というか、浪漫を感じませんか?



(※JPY.170 ≒ RUB.100)




ウラジオストク駅構内はレトロチックな雰囲気。



ウラジオストク発ノヴォシビルスク行きの列車

モスクワ行きの便もある。




何かこう考えると

宇都宮線直通 上野東京ライン(熱海発黒磯行き)
高崎線直通 湘南新宿ライン(熱海発高崎行き)


といった日本でも比較的長い直通列車達が可愛らしくも感じる。

というかスケールが全然違え!




余裕を持って一番乗りに車内に入るも自分の席を探すのにもたつき、この有り様…


というか、私の席に誰か座ってるし!!



…このガキンチョとオバハン、、

Это мой !エータ モーイ(ここは私の席だ)」と意思表示するも、
退かない。

そのせいで席につけず通路で往生、出発前から散々だ。




皆、各々の席に落ち着いたところでオバハンらは隣の席に移動。悪びれる様子も一切なしと来たか…


しかし、これから約丸3日の付き合いになる隣人同士だ。
ここは愛想良くОчень приятноオーチン プリヤートナ (はじめまして)」と言っておく。

オバハンも金歯を光らせて愛想良く返してきた。なんだ、普通に良い人じゃないか。

家族でタジキスタンに帰る途中だそうだ。


出発記念にソロ酒盛りしていると、斜め前のウズベキスタン人たちが「いいね!」と言わんばかりにサムアップ。



しかし車掌から注意を受ける…



知らなんだ。
が、これは非常に残念だが仕方ない……


隣のタジクファミリーからは皆が寝静まってから飲めば良いとジェスチャーを受けるも、ダメと分かった以上飲めないのが私の性分だ。



一方で上のキルギス人は、席について早々に顔を赤くしてガーガーと寝ている。
それも車掌がチケットとパスポートをチェックする前に…


車掌が揺り起こしても全然起きなかった。これは酒がはいってますな。



そして靴下やズボン、スリッパに上着、パスポートと上から色んなものが降ってくる。


寝相も中々だ。手や足がしばしばはみ出してくるではないか。


コレは面白そうな旅になる!

そう確信しました。




ちなみにネット状況はというと繋がったり繋がらなかったりです。(圏外の時間の方が圧倒的だが…


そこそこの街に近づくとLTE



街から離れると圏外と言った具合だ。




トイレはというと、、


最初こそまだ我慢できるが、日を重ねるに連れて臭いがキツくなる。(息を止めるレベル)


あと、ロシアではウォシュレットは普及しておらず、ペーパーも基本流すのはNGだ。





9:00
ロシアの朝は遅い。
日本より西にあるくせして時差は1時間早いので余計に遅くなる。


必然的に目覚めも遅くなる。


9:30
ハバロフスクの停車場で目覚ましがてら少し散歩。(-20℃)


空はとても澄んでいる。


タバコを我慢していた喫煙者勢がこぞってスパスパしていた。


タバコが吸えれば下半身の寒さなんてへっちゃらなんだな。



ここで閃いた!



車内が禁酒なら外で飲めば良い







…ダメでした。


それもそうだ。
何のために禁酒しているかを考えると当たり前田のクラッカー。






12:00
そろそろお昼時だということで意気揚々と飯の準備。
車掌にキッチンの場所を聞くも、三等車はキッチン使えないとのこと…


酒もキッチンもダメと来たか…


マヨネーズを油代わりにおにぎりと卵でチャーハンでも作ろうと思ったのだが…


ま、そう簡単にポンポン上手くいかないのも旅の醍醐味ってモンだ。気楽に行こう!



外の景色はというと、、





だいたいこんな感じなのが延々と続く。



連れと話したりカードゲームをしている者やひたすら寝る者(車内のほとんど)、映画を観る者など各々が思いのままの時間を過ごしている。



私はというと、ネット繋がらないので本ブログの下書きを考えたり、予めDLしておいたロシアのドラマを観たり、ロシア語を勉強したりなどで時間を潰している。



言葉は通じずともたまに隣人の相手もしている。

タジキスタンの女性(お母さん)は顔立ちがハッキリしていて美しい。

そして、(オバハンもそうだが)悪さをする子供には人前だろうと容赦なくぶつ

最近、やたら体罰が取り沙汰された日本ではあまり見なくなったのかな、こういう親。





一方で普段はぶっきらぼうで無口だが、ロシア語を音読していると陽気に茶々を入れてくる上のキルギズ。



この男、消灯して寝る体勢に入っているにも関わらず飯食いたいからテーブルを出したい、寝具を畳んでくれと言い出したり、朝叩き起こされてカード(?)が無いから探すの手伝わされたりと、かなり振り回された


極め付けはそれだけ私を振り回しておいて何の一言も無く自分のベッドに戻る。


普段ぶっきらぼうで無口なのに時折り見せる「陽気さ」


全く読めん、、読めんぞ、この男。


ただ、一切気遣いの「き」の字すらないのは確かと言えよう。







夕方お茶を飲んでいると斜め前のウズベクに呼ばれる。
このウズベク達も中々に気さくだ。


そしてRUB.300私に渡してきた。



どうやら私の持っているウォッカと交換してくれと要求している様だ。


特に断る理由もないので二つ返事で承諾。(RUB250だったので少し得した)

まあ、酒はまたイルクーツクで買えば良い。





20:00
アムール州 ベロゴルスクにて

ベロゴルスクの彼はモンゴルを示していた。


惜しくも-30℃には届かないが、体感温度は-36℃を表示していた。



キオースクもべらぼうな値段ではない。



おおよその停車駅ではこの様にキオースクが立ち並ぶ。



ちょっと長めの停車時間の駅にタバコや外の空気、物資を求めて皆降りる。




車輌に戻る。

外気と車内の温度差は60℃近くにまでのぼる。





12/20

8:30

外気との温度差で窓べりに氷が生成。



シベリアの雪はとてもサラサラ



バナナを凍らそうと試みるも…



短時間ではそう簡単には固まってくれない。








とうとう氷点下31度を下回った。


これだけ寒いと、息を吸うだけでむせたり、鼻息で鼻毛が凍ったりします。


あと、物凄く寒いせいで空気の匂いも何か独特です。
これだけは実際に行ってみないと分かりません。


しかしバナナは凍らない。


実は列車に乗る前に少しお話しして知り合ったコリアンパイロットのDaehunくん

ドバイでバリバリ操縦しているそう。
そしてハンサム!良い旅を!!





アムールの超極寒地帯は抜けたようです。



記念にアイスも購入。
うめぇ〜、おらこんな寒い中アイス食っだの初めでだ〜







上のキルギズと横のタジクの父ちゃんがトランプを始めだした。



ルールはさっぱり分からんかったが、見たところどうやらUNOに近い感じだな。


トランプの絵札はキリル文字ですな。




あと、ウズベクのおっさん。
モバイルバッテリーを貸せのこと。

「端子が合わないから無理だ」と断った。



ほんまコイツ、、、(笑)



タジクファミリーとロシア語勉強。

オバハンとガキンチョがよく教えてくれた。



なぜか今更ながら車掌から乗客全員に食料が配布。





そしてまたも斜め前のウズベクにお呼ばれ。


全く通じないロシア語混じりの英語で少し談笑。


どうやらこの前のウォッカを飲み干したらしく、ビールもくれとのこと。

飲みかけで二日以上放置しているけど構わないらしく、私も処理に困っていたのでラッキー。












ウラン・ウデにてピロシキを購入




イルクーツクも近づいて参りました!




車窓から眺めるバイカルの景色は誰しもが目を見張ると聞いたのだが、現地時間で1時。
残念だ。






12/22

3:00

スタンツィヤ・イルクーツクにて降車。
遅れること実に4時間。(私のApple Watchももう限界…


タジクのおばちゃん、キルギズのおっさんが起きていたのでДо свидания!ダスビダーニャ(さようなら)と挨拶。



何とキルギズのおっさんから握手してきました。



本当に最後までよく分からん人だった。けど、ありがとう!
いいブログのネタになったよ(笑)







時は少し飛んで

2019/12/24

0:00

イルクーツク駅
一時間遅れなのでしばらく待機。



気温は-17℃。寒い。



ウラン・ウデ発モスクワ行き列車に乗車。



今回は上の人の干渉が少なそうなタイプの座席を指定。







朝起きると向かいの席にオババと孫といった感じのロシア人が居た。


Доброе утроドブリーウートラ(おはようございます)と挨拶するも完全無視




え〜、そんなことある〜?


もしかしたら聞こえてなかったのかもしれん。



軽く傷つくミズコフスキー。




横の席には、日本のその辺を歩いていたら間違いなく誰しもが振り向くであろうとても綺麗なロシアンガールが。
(私より少し年下かな?)


なんかちょっとドキドキするね。



ミズコフスキー勇気を出して声を掛けてみるも、

「ごめんね、私英語出来ないの」
と一蹴されました。




ぐや"じい"





翌日

カップ麺激安&天然の冷蔵庫でファンタを冷やす。


完全無視と一蹴のダブルコンボを食らったので私も埋まりたい…


クラスノヤルスク




ノヴォシビルスク

吹雪いています。


ノヴォシビルスク
カッコいいロシアの地名私の中で堂々の第4位です!

ちなみに他はまたいつか紹介出来たらと思います。





パラビンスクにて

マイナス3℃が大したことないように思えます。







オムスクにて


なんか本当にシベリアを越えたって感じがします。



はい〜ネタ画像乙〜


あーあ、涼しい涼しい!


道行く人の私を見る目よ(笑)

そして、写真に協力してくれた車掌さん、スパシーバ!




何とか隣のあの子にお近づきたいのでロシア語頑張ってますよアピールするも、ヘッドホンして絵を描いているようです。

そして前のオバハンはテーブルを我が物顔で好き放題使っています。(勉強したいのでゴミとか退かしました)


しかも、平気で屁をバヒバヒこきます(苦笑)


うーんこれはダメだニャ





12/26

エカテリンブルクにて


カッコよさ6,7位辺りですかね〜

地名はロマノフ王朝のエカテリーナⅠ世が由来と言われています。



たまには味の変化も



隣のあの子にДо свиданияダスビダーニャ(さようなら)が言えたのでまあ良し!






旅もいよいよ大詰めというときに初めて知る車内サービス



世話になったな





12/27

5:30 (モスクワ時間)



着きました!スタンツィヤ・モスクワ





とりあえず朝ごはん(笑)






長い長い旅でしたが見事無事に極東ウラジオストクからモスクワまで約10日かけて完走しました!


2万円ちょいでウラジオストクからモスクワまで行けるし、なおかつこんな楽しい旅になるんだな〜




モスクワに着きましたが、私の旅はまだ続く!



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DAY01〜03 『極東露西亜浦塩斯徳』〜青二才バックパッカーの珍道中旅〜

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Здравствуйте!ズドラーストヴィーチェ (こんにちは!)
Мидзукиです。


10月半ばに天津より帰国して約2ヶ月。
バックパック旅後半となる7ヶ国目は極寒の地 ロシア連邦から始まります。(韓国は乗継なのでカウントしません)


日韓関係が回復したら、また美味いサムギョプサルでも食いに行きたいものだ。



写真に協力してくれた方ありがとう!

ちゃんとハラショー!スパシーバ!と言えました。


※2019/12 現在
¥100≒Р59 (Р:ルーブル)





2019/12/16

12:30
福岡空港より飛び立ち、お昼は仁川で優雅に3時間の乗継時間を待ちます。プライオリティパス強し!


キムチやその他豊富なビュッフェをたらふく、ビール4杯とワイン1杯ご馳走様です♪




見えて参りました!ウラジオストク!!




ずっと浜松にいたので雪を見るのは久しぶりです。




ロシアに行くには結構ビザ手続きが面倒いです。


①ロシア大使館・領事館の場所が限られる
東京、大阪、札幌、新潟とかだった気が…
(私は大阪で申請)


②書類の準備
予め提出書類として「バウチャー」と呼ばれるホテルや滞在期間など、日程の申告書を発行する必要がある。
(私は中国に居る時事前に、Р899でサンクトペテルブルクの発行業者に依頼)


③時間がかかる
ビザ発行は急ぎの場合、30,000円ほどで翌日に発行可能ですが、タダで発行するには2週間ほど待つ必要があります。
(もちろん私は待ちました。)




空港から街までは結構遠いです。(頑張れば徒歩で一日)




もちろん電車を使います。(Р250)


¥1,000→Р450で換金。
だいぶ酷いレートですが必要経費なのでしゃーなし。


空港ではタクシーの客引きが凄かったです。
明らかにボる気満々マンばっかなのは目に見えて分かります。




18:30 (日本より一時間早い)
街に着きます。



駅のすぐ横にはごく小さなショッピングモールからマトリョシカがお出迎え。




鳴呼、私ロシアに来たんだ〜

と実感。




ゴリアテのような巨大な船。


港街ですね〜



ゲストハウスまでは約3km。

もちろん歩きます!



気温は0℃くらいでしたが、ガチガチに装備を固めましたので顔以外全く寒さを感じません












2019/12/17

9:00
ルームメイトに日本語が少し話せるおじさんがいて、とても親切にしてくれました。

「カーシャ」と呼ばれるお粥みたいな庶民料理です。
昨晩と翌朝含め、3食分ご馳走してくれました!


以前に北海道、東北、北陸と比較的寒い地域でタイヤ関係のお仕事してらしたみたいです。
(20年ほど前の北海道新聞の記事に載っていました)



この日のウラジオストクは曇天で3℃と比較的暖かい。

ウラジオ民は車に対しては無頓着なのか、道行く車は殆ど汚れていました。

それと、日本車をよく見かけます。


以前ヒッチハイクで乗せてもらった貿易関係のお仕事の人が、ロシアの車事情について話していたのを思い出しました。

ロシアの日本車に対する評価は軒並み高いらしいです。




歯ブラシとシャンプーを日本で買い損ねたので現地購入。ついでにビールとお昼ご飯とその他諸々も。


食料品の物価は日本よりやや安めと言ったところか。
全部でР700くらいだった。



16:00
極東地域最大級らしいショッピングモールに行きます。バスは一律Р28と安い!!



帽子(Р1,600)と街歩き用の靴(Р1,700)を買いました。

靴は撮り忘れた…ま、そのうち写真に写る事でしょう。



寒さに備えて予め日本でブーツを買いましたが、今日みたいな暖かい日だと暑すぎますし、着脱が結構面倒くさいので街歩き用を別途買いました。


ウラジオストクやモスクワは多分ブーツなしでも充分。



帰りは徒歩です。
チンチン電車がちゃんとチンチンと鳴ってくれました。



道中のコンビニでウォッカ(Р140)を買いました。

流石はアルコール消費No.1の国。
どこのコンビニも酒屋ばりに種類が豊富に取り揃えてあります。そして、、




寒空の下で飲むウォッカの美味さは2倍増!!これ割とガチ!


新しい発見です。




ふらっと立ち寄ったバーで人生初ボルシチ。
ビールが薄め濃いめと選べたので濃いめを注文したら黒生が来ました。


オーチン・フクースナ!!(めっちゃ美味い!!)

вкусноフクースナもクリア!ちゃんと言えました。



そしてこのリーズナブルな価格(^ ^)v







12/18

12:30
天気は快晴、気温は-7℃空気はとても澄んでいます。




コンビニでイチゴジュース(Р75)を購入。粒々のナタデココみたいなのが入ってた。


このジュース、手持ちのウォッカを少量口に含んで飲むと中々にハラショーだ!



ヒッチハイク(?)像


サムアップだけだと難易度高いぞ〜青年よ



本日のお昼は北朝鮮料理
ビビンバ(Р480)を注文。


結構なボリューム、そして当たり前だが超辛い!!





見晴らしの良いカフェでしばらくゆっくり。


このカップで実はアイスコーヒーです。


その間にカウチサーフィンのプロフィールを作成



カウチサーフィンとは、簡単に言うと旅人同士のマッチングアプリみたいなものです。

「いついつに泊めて欲しいんだがお主は可能か?」と片っ端にメッセージを送り、返信が来次第交渉。

数ヶ月前までゲストハウスですら物怖じしていた私ですが、今や果敢にカウチサーフィンにも挑戦するこの変貌ぶり(笑)


でもコレなら”確実に”ロシア人の友達ができます!!

「スルーされるのが普通」というさながらヒッチハイク感覚で色んな人にメッセージを送りましたところ、開始10分で承認が来ました!!
やったね!


モスクワがより一層楽しみになりました!





17:30
いい感じの時間になりましたのでとある場所へと足を運びます。

今日みたいな寒い日は足元が凍りついていますので充分に用心する必要があります。


ここは鷹の巣展望台というウラジオストクの観光地です。




振り返ると金角湾に架かる大橋とウラジオの街が一望できます。


残り少ないウォッカと共に日没を待ちます。




〜30分後〜

生まれて初めて日没を目の当たりにしました。
そしてウォッカも完飲!



うん、感無量だ!


丸い交差点
軽井沢でみかけたやつよりも何倍もデカいです。



展望台もさることながら、下の道路からの眺めも素晴らしいです。




3kmほど歩き、ウラジオストク駅へ。

シベリア鉄道の終点駅です。


駅前には革命家であり、ソ連の指導者でもあるレーニンを偲ぶ像も



彼が一体どこを指差しているのか気になったのでGoogleマップを確認


彼(もしくは像の作者)は何を意図してトウキョウを示しているのか?それとも単なる偶然か??
謎です。



「シベリア鉄道の旅」の準備に取り掛かります。

野菜や果物は種類ごとに分けて量り売りです。
社会主義の面影を感じます。


ノヴォシビルスク行きの列車007の発車を待ちます。




シベリア鉄道編へつづく



-青二才バックパッカー旅-
ウラジオストク編はコチラ
シベリア鉄道編はコチラ
イルクーツク編はコチラ
モスクワ編はコチラ
サンクトペテルブルク編はコチラ


-駆け出しバックパッカー旅-
DAY01 初日編はコチラ
DAY02-07 バンコク編はコチラ
DAY08-10 パタヤ編はコチラ
DAY11-21 シェムリアップ編はコチラ
DAY22-23 クメール遺跡・前編はコチラ
DAY24-25 クメール遺跡・後編はコチラ
DAY26 プノンペン編はコチラ
DAY27-28 ベトナム道中・前編はコチラ
DAY29-30 ベトナム道中・中編はコチラ
DAY31-32 ベトナム道中・後編はコチラ
DAY33 ベトナム道中・完結編はコチラ
DAY34〜43 ホーチミン編はコチラ
DAY44〜48 クアラルンプール編はコチラ
DAY49〜51 ペナン島編はコチラ
DAY52〜53 シンガポール編はコチラ
DAY54〜55 ジョホール・バル編はコチラ
DAY56〜60 桂林編はコチラ
DAY61〜65 重慶編はコチラ
DAY66〜70 北京・天津編はコチラ



東海道編はコチラ
中山道編はコチラ
奥州道中編はコチラ





 

其ノ六. 大田原宿〜白河宿 『本当の本当に歩き旅はこれで終わり』 〜令和版プチ奥の細道〜

カテゴリー



京の三条大橋から始まり、瀬田の唐橋とコークハイ、草津の追分、関ヶ原古戦場、東濃の栗おこわ、木曽の紅葉や名所名物、諏訪の絶景と温泉、和田峠の川の水、信州の蕎麦とりんご、軽井沢の街並み、碓氷峠とアプト式鉄道、磯部温泉、高崎ダルマ、深谷ねぎ、そして日本橋へ


さらに浅草で少し休んで再び日本橋より、草加せんべいと松並木、利根川からの富士の眺め、小山での偶然の出会い、宇都宮餃子、那須の温泉と


歩きながら各地で築き上げたたくさんの思い出を引っ提げて中山道・奥州街道の歩き旅に終止符を打ちに行きます。いざ!





2019/12/09

7:00
民宿で朝ごはんを腹一杯食べて出発!(写真撮り忘れた…)



エネルギー注入






9:00
那須塩原市に入ります。



鍋掛一里塚




間食

じゃがりこがポテトサラダになった味。以上!



10:30
鍋掛宿






野を横に 馬牽きむけよ ほとゝぎす


その昔行なわれた那須野の狩を想い起こし「私も武将になったつもりで、いばって命令してみようか」という心境で詠んだものである。



宇都宮から各宿場の距離が事細かに記してあります。



那珂川を越えます。







弐拾参. 鍋掛宿
鍋掛宿は奥州道中の難所那珂川を控え、対岸の堀越と2宿で1宿の機能を果たしていた。
鍋掛の名の由来は、那珂川の川留めにより旅人が溢れ、宿住民が総出で鍋を出し、炊き出しを行なったからで、川留めになると大いに賑わった。





11:00
川を越えるとすぐ越堀宿に入ります。




残り七里



山道に入ります。



寺子一里塚




弁慶の足踏み石






弐拾四. 越堀宿
那珂川を挟んで、鍋掛宿とニ宿で一宿の役割を果たした。





12:00
那須町に入ります。




夫婦石

立て札がパックリ割れていて縁起が良くないのでは?






麓の集落が見えます。


芦野宿


何となく昔の宿場の面影あります。




13:00
バス停のベンチでお昼にします。
昨日、焼き鳥の主人から頂いたおむすびと宿場で買った聖天まんじゅうを。



おじいちゃんが「寒いからウチで食え」と中に入れてくれてお茶とお菓子まで頂きました!


少し耳は遠かったけど、彼も街道には詳しく話しが弾みました!ありがとう。


武家屋敷



遊行柳



「奥の細道」で松尾芭蕉も一句詠んだとか。
しかし、季節柄少々寂しい柳の状態となっています。



約2時間何もない道が続きます。





変わった形の植木が並びます。



一里塚



「ようこそ〜」ということは県境もすぐそこか⁈








弐拾伍. 芦野宿
芦野宿は、下野最北の宿場で大変賑わっていた。現在も往時を偲ばせる場所が数多く残っている。





16:00
陸奥国福島県白河市!!


長かった栃木県をやっと抜けました!


関所跡




秋風吹くと詠じたる 關所の跡は此のところ
會津の兵を官軍の 討ちし維新の古戰場
(鉄道唱歌/奥州・磐城篇)


白坂宿



残り二里弱


日が傾いています。






弐拾六. 白坂宿
小田原攻めの勝利を確信した豊臣秀吉が伊達政宗に小田原から会津の街道整備を命じた際に、芦野と白河間が長すぎるということで宿駅となったのが白坂宿の起こりである。「雨が降っても傘いらず」といわれる程軒を連ねており、旅籠も多かった。





17:00
ちょっと温まっている間に



辺りは真っ暗




白河市街はかつての小峰城下町です。







脇本陣
時間が遅すぎたが、日中は見学出来るみたい。




奥州道中終点・女石追分





白河駅




ここで野宿するか阿武隈PAでヒッチハイクするかの二択に迫られるも…






うん、これはPAですね




旅の締に白河蕎麦を食べます。









弐拾七. 白河宿
奥州の玄関口に位置する白河藩は、伊達など、奥州の外様大名に対する備えとされていたため、丹羽氏以降は親藩・譜代大名が藩主を務め、240年の間に丹羽氏を含め7家21代の大名が治めている。
戊辰戦争では奥州諸藩の拠点となり、会津、仙台、棚倉、二本松等の兵が薩摩、長州、大垣等の西軍と戦うが、数日の激戦の後落城、城は兵火にかかって焼失してしまう。 このように、白河宿は幕府の道中奉行が管轄する奥州街道の終着地であるが、老中・松平定信の居城であった小峰城の城下町としても発展し賑わった宿場であった。





21:00
ちょっと歩き、PAに着く。



ヒッチハイクしようと思いましたが、やっぱ疲れているので寝ます。
眠れそうな所があって本当良かった!!



そして翌朝、、




いざ、友の待つ浜松へ!!





という訳で今回の歩き旅は無事に閉幕を迎えました!





本日の歩行距離:43.59km
累計:215.49km

歩数:72,617歩
累計:349,715歩

使ったお金:18,955円







中山道との合算

日数:23日(うち2日は休養)
歩行距離:789.81km
歩数:1,245,597歩
使ったお金:60,303円(初期投資除く)


其ノ壱. 日本橋-越ヶ谷宿編はコチラ
其ノ弐. 越ヶ谷宿-古河宿編はコチラ
其ノ参. 古河宿-宇都宮宿編はコチラ
其ノ四. 宇都宮宿-喜連川宿編はコチラ
其ノ伍. 喜連川宿-大田原宿編はコチラ
其ノ六. 大田原宿-白河宿編はコチラ



東海道編はコチラ
中山道編はコチラ



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其ノ伍 喜連川宿〜大田原宿『こ〜こは〜下野〜 那須塩原の〜湯〜♪』 〜令和版プチ奥の細道〜

カテゴリー

旅を通してつくづく思うのが、もっと歴史を勉強したいなと。


今は鎌倉、室町、江戸の幕府統制下の時代に詳しくなりたいです。

これが海外旅になると世界史になってきます。



那須与一像

那須 与一(なすの よいち)は、平安時代末期の武将・御家人。
幼い頃から弓の腕が達者で、居並ぶ兄達の前でその腕前を示し父の資隆を驚嘆させたという地元の伝承があり、『平家物語』に記される、扇の的を射抜く話が非常に有名である。





2019/12/07

7:30
喜連川町、現在の気温は1℃。

寒すぎて夜中何度か目が覚めました。


どうやら私の野宿装備は2℃が耐えられる限界のようです


本日の朝ごはん
ちょっと贅沢に唐揚げ棒をトッピング♪


最強流行りのPayPayを私も導入

しかし、SuicaやQUICPayの方が圧倒的に迅速な会計が出来ます。発展途上ですな。





8:30
グッバイ喜連川



代わり映えのない景色たち








10:00
大田原市に入ります。



2時間ぶりのコンビニ




佐久山宿場町

彼方に見ゆる雪冠した連山


なかなかインパクトのある絵ですね。どういうコンセプトで描かれたのかお聞きしたいです。



この辺りは那須与一ゆかりの地だそうです。





まんじゅう休憩

どうやら江戸時代から代々続く店で、ご主人は六代目だそうです。


流石温泉地、至る所から湯気が立っています♨︎



11:30
という訳で、道中ですがひと風呂してきます♨︎

まんじゅうのおばちゃん一押しだそうです。
ここもアルカリ性ヌルヌル成分の湯でした。


お湯が少し熱めだったのでポカポカしています♨︎


そんな中、熱燗で更に温まります♨︎




番台のおばちゃんがカイロと飲める温泉をくれました。

寝る前に肌に塗ると美容に良いとか。



13:00
街道ルートから外れたので復帰します。






弐拾壱. 佐久山宿
佐久山宿は、江戸時代、かつて佐久山城があった土地が奥州街道(奥州道中)喜連川宿の次の宿駅として整備された宿場町で、下野国那須郡にあった。





15:00
大田原市街に着きます。
温泉のポカポカが薄らいできました。(結構長い間体が温まっていた)




那須与一像




柏餅と草餅(ひとつサービス♪)




事故が多いのかな?
いろいろ考えさせられる。



16:00
少し早いですが、今日はこれにて


今晩は0℃になるそうなので急遽民宿をとりました。



急な対応にも関わらず愛想のよいサービス。
これぞ接客のプロ!



ビールと焼き鳥♪

ご主人、どうやら私のことを街中で見かけたらしく、デカイおむすび二つ握ってくれました!



昼間に温泉入ったが、もう一度入ります。
温泉は何度入ってもいいのだ♨︎



湯上りビール

正直私は枝豆がビールのつまみNo.1だと思っています。





弐拾弐
平安、鎌倉時代は那須氏の所領であったが、室町時代後期、天正14年那須家の家臣、大田原資清が大田原城を築城し、城下町を形成した。これが大田原の起源とされる。
江戸時代は、大田原氏の城下町として栄え、また、奥州街道、日光北街道、黒羽道、塩原道などの街道が集まる宿場町として活気があふれ、大いに賑わった。





本日の

歩行距離:23.81km
累計:171.90km

歩数:41,219歩
累計:277,098歩






其ノ壱. 日本橋-越ヶ谷宿編はコチラ
其ノ弐. 越ヶ谷宿-古河宿編はコチラ
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其ノ四. 宇都宮宿-喜連川宿編はコチラ
其ノ伍. 喜連川宿-大田原宿編はコチラ
其ノ六. 大田原宿-白河宿編はコチラ



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其ノ四 宇都宮宿〜喜連川宿『蛇口ひねれば鬼怒川温泉』 〜令和版プチ奥の細道〜

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この時期になると布団から出るのしんどいですよね。


でも野宿の場合、屋外ですから寝袋から出るのはその5倍くらいキツイですよ。


寝心地自体は良いのですが、いざ寝袋から出るとなると一発自分に気合いを注入してやる必要があります(笑)






2019/12/06

8:30
朝寝袋から出るのが辛過ぎて出発が2時間近く遅れた…(二度寝してしまった)



街道ルートが分岐しています。奥州街道ルートはまっすぐ進みます。




純奥州街道



歩きながら武者武者



立派な大鳥居
奥まで参る気力はなかったので、手前で手だけあわせました。





宇都宮駅

宇都宮餃子の石像があります。(ヴィーナスをモチーフにしているそうだ)

構内


駅前




餃子に対するパッションが遺憾無く感じられます。




浜松よ、もっと頑張らないと宇都宮には勝てないぞー



 

9:30

奥州街道宇都宮宿の蔵屋敷にお邪魔

少し休憩させていただきました。




あとはひたすら歩きます


彼方に日光連山
からっ風がやたらと強いです






12:00
白沢宿にて



本陣



ひどい向い風…


自然とは容赦のないものよなぁ…



ずっと何もない道をひたすら歩く。


強風のなか食べるかっぱえびせん。
すっかり冷めたくなったホットコーヒーを流し込む。



鬼怒川と対峙します。






拾八. 白沢宿
白沢宿の名物として鬼怒川の鮎と白沢の牛蒡(牛房:ごぼう)が知られていた。
当時、稚児ヶ坂の中程に茶屋があり、四季を問わず牛房汁を出していたと言われている。
白沢宿を通る旧奥州街道沿道には鬼怒川から取水された用水が両側を流れ、その用水には水車が設けられている。
また沿道の民家には屋号が掲げられているなど、江戸期の静かな風情を髣髴させる宿並みとなっている。





13:00
さくら市に入る。かれこれ3時間くらいコンビニを見ていません。。



この辺りが氏家宿。



さくら市に入るとコンビニもちらほら見かける。


14:00
正嗣で少し遅めのお昼に



なんとこのお店、餃子以外は販売していないとのこと。
餃子一本で正々堂々と勝負のお店。


正直、水餃子を初めて美味しいと思いました。
焼き餃子も冷えた体にホッコリと温もりを与えてくれました。

平日の中途半端な時間なのに結構お客さんも入っています。お店の人もとても親切でした!





拾九. 氏家宿
江戸時代、氏家宿南傍の鬼怒川東岸にあった阿久津河岸(あくつかし)は、主に東北地方で獲れた米ほか特産物を鬼怒川の水運を利用して江戸に送るための集積地となり、このため氏家宿の旅籠もたいへんな活況を呈したと云われている。





15:30
これより山に臨みます。

喜連川きつれがわといえば温泉が有名ですが、ココは調べたら少し高かったのでスルー。

横を通るだけで硫黄の香りが凄かったです。




「もいで下さい!」と言わんばかりにひとつだけ実っている柿。



喜連川の宿場跡。
とても目立つ情報館にお邪魔しました。



容赦のないからっ風と寒さ、コンビニの無さで疲弊しきっていたので今日は喜連川の道の駅で終了!

五百円で温泉もあったのでゆっくりと休みます。


湯上りお蕎麦とうどん






弐拾. 喜連川宿
氏家宿から北に向かうと一里塚を通り弥五郎坂(やごろうざか)を下る。弥五郎坂はかつて早乙女坂(さおとめざか)ないし五月女坂(そうとめざか)と呼ばれていたが、戦国時代にこの坂で宇都宮氏当主宇都宮尚綱が那須氏家臣の鮎瀬弥五郎の矢を受けて戦死、のち鮎瀬弥五郎が尚綱を供養して五輪塔を建立したことから、弥五郎坂と呼ばれるようになったという。





本日の

歩行距離:29.90km
累計:148.09km

歩数:47,879歩
累計:235,879歩






其ノ壱. 日本橋-越ヶ谷宿編はコチラ
其ノ弐. 越ヶ谷宿-古河宿編はコチラ
其ノ参. 古河宿-宇都宮宿編はコチラ
其ノ四. 宇都宮宿-喜連川宿編はコチラ
其ノ伍. 喜連川宿-大田原宿編はコチラ
其ノ六. 大田原宿-白河宿編はコチラ



東海道編はコチラ
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