其ノ伍 鵜沼宿〜御嶽宿 「無理は禁物の球筋」 〜中山道行脚旅〜
野宿を重ねる度に心が図太くなるのを感じます。(周りの目を気にしないとか)
ただ、まだどこか躊躇が隠せない様子です。
カリスマノジュカーへの道はまだまだ遠い。
2019/11/20
8:00
おはよーございます。
今日はのんびりの出発です。
というのも、これで何となく察しが付くと思いますが、
そうです、御嶽宿以降は大井宿まで延々と山道が30キロくらい続いて、その間コンビニすらないので、ここで夜を明かす非常に危険
そんなわけで、のんびりと御嶽まで向かいます。
天気がよろしいこと。
ここから
うとう峠に差し掛かります。
箱根や小夜の中山に比べればこのくらい朝飯前よ〜(本当に朝飯前
8:30
旧道の峠を越えると各務原市とお別れ
昨日、木曽三川のうち二つはあっさりと跨いできましたが、どうやらこの
木曽川さんとはしばらくの間お付き合いする事になりそうです。
川沿いを東進します。
キモティー
10:30
美濃加茂市に入ります。
入って程なくすると
太田宿の宿場に着きます。
木曽川の渡し舟でしょうか。
本陣
ここで少し休憩
スタンプがたくさん(((o(*゚▽゚*)o)))♡
そして浮世絵体験も!
当時の宿場町の様子を復元しているみたいです。
タダで入れました!
後半の注意書きよ(笑)
いいね!
また、美濃加茂の方言缶バッジがお土産に売ってありました。
意味が読み取りづらいのもあり、店のおばちゃんに聞くも
「
これは私たちでも今は使わん言葉ね〜」と首を傾げていました。
フィーリングでコレをチョイス!
脇本陣
15年ほど前に補修したそうなので比較的綺麗ですね。
「板垣死すとも自由は死せず」
岐阜での演説中に深傷を負いながらもこんな格言を言い残したこのおじさん。
刺される前日にココに泊まったそうな。
11:30
少し早い気もしますがお昼にします。
ここは江戸の旅人っぽく蕎麦にします。
ここまでファーストフードやおにぎりやコンビニレジ横の油もの、カップ麺等で適宜お腹を満たしていましたが、ここに来て蕎麦!
しかもたったの350円でっせ〜
食後の勘定を済ますと店の方が私の旅に興味を持ってくれたので、ついつい話し込みました。
気付けば2時間くらい店に居ました(笑)
でもいいんです、今日はのんびり行くと決めたんだし、それより何より話してて凄く楽しかったから良しなんです!友達にもなれたし。
伍拾壱. 太田宿
太田宿は太田の渡しお舟運を控え、飛騨街道、郡上街道の分岐点にあたり、大いに賑わった。
広重は太田として中山道三大難所ひとつである「太田の渡し」を描いている。画中の筏は木曽ヒノキなどを熱田湊に廻送している。
13:30
木曽川を渡ります。
14:30
御嵩町に入ります。
伏見の宿場
上の写真の休憩所に貼ってありました。
相変わらずこの2人はおもろいね〜
江戸の滑稽話は今でも充分面白いです。
そして十返舎一九の膝栗毛シリーズを一度ちゃんと読みたいものです。
本陣
ここでは松が有名なのかな?
伍拾. 伏見宿
伏見宿は木曽川の新村湊を控え、荷の集積地として賑わい、「太田の渡し」が川止めになると旅人で溢れた。
広重は犬山道にあった伏見大杉を伏見として描いている。樹齢千年と言われたこの大杉は昭和九年(1934)の室戸台風で倒れてしまった。
16:30
コンビニから出ると部活帰りと思しきJC達からの
黄色い声援を貰い、疲れが吹き飛びます!
玩具とは一体?
休館日のようです。残念
こっちは空いているようです。
浮世絵がパカッと自動で開きます。
中は図書館でしたが、入口すぐのところに地元の子供たちが夏休みに作ったであろう工作や自由研究の入選作品が並べられていました。
どれも独創的でついつい見入るほどでした!
しかし残念なのが、折角の宿場町なのだから一人くらいは中山道と宿場の歴史についてまとめた人がいて欲しかったです。
17:00
という訳でして、あんまり進んでませんが、 今日はここまでです。
四拾九. 御嶽宿
御嶽宿は願興寺(蟹薬師)の門前町として栄え、東に細久手、大湫への難所を控え、大いに賑わった。
広重は御嶽宿として謡坂村の十本木立場の外れにある木賃宿の夕景を描いている。
本日の
歩行距離:21.50km
累計:170.30km
歩数:38,510歩
累計:268,284歩
其ノ壱. 三条大橋-守山宿編は
コチラ
其ノ弐. 守山宿-番場宿編は
コチラ
其ノ参. 番場宿-垂井宿編は
コチラ
其ノ四. 垂井宿-鵜沼宿編は
コチラ
其ノ伍. 鵜沼宿-御嶽宿編は
コチラ
其ノ六. 御嶽宿-大井宿編は
コチラ
其ノ七. 大井宿-三留野宿編は
コチラ
其ノ八. 三留野宿-藪原宿編は
コチラ
其ノ九. 藪原宿-下諏訪宿編は
コチラ
其ノ拾. 下諏訪宿-芦田宿編は
コチラ
其ノ拾壱. 芦田宿-沓掛宿編は
コチラ
其ノ拾弐. 沓掛宿-松井田宿編は
コチラ
其ノ拾参. 松井田宿-深谷宿編は
コチラ
其ノ拾四. 深谷宿-大宮宿編は
コチラ
其ノ拾伍. 大宮宿-日本橋編は
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奥州道中編は
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東海道編は
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駆け出しバックパッカー編は
コチラ