DAY21〜25 『フィンランドまでは電車で一本!サンクトペテルブルク』 〜青二才バックパッカーの珍道中旅〜

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ロシアでは通貨として主にロシアルーブル(руб;Р)が流通しています。

DAY21〜25 『フィンランドまでは電車で一本!サンクトペテルブルク』 〜青二才バックパッカーの珍道中旅〜
ロシアルーブル紙幣(※ネットから拾った画像です)


このルーブル紙幣、人物の肖像画は一枚もありません。




かつてソビエト時代は紙幣硬貨共にレーニン、それ以前のロシア帝国時代はロマノフ王朝の皇帝を採用していたそうです。
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なんだ〜肖像画じゃないのかよ〜〜
つまんねーの〜








と思ったそこの貴方!!
諦めるのはまだ早い!








実は2020年現在に広く流通している200ルーブル2,000ルーブルには面白い仕掛けが施してあります。
その一部をご紹介します。


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ウラジオストクの金角橋、懐かしいな〜
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灯台の周りにはカモメが飛んでいます。
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お分かり頂けましたでしょうか?




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ロシアルーブルのアプリをスマホにインストールしてルーブル札にかざすと3Dで紙幣から絵が浮き出てきます。


(…これが肖像画でも浮き出たら最も面白いだろうに ボソッ)




他にも、2018年のFIFAワールドカップの記念紙幣として流通した100ルーブル。
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サンクトペテルブルク駅で入手 (400ルーブルで購入)



こちらもブラックライトにかざすと…
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なんと光ります!!
(拾い画)



肖像画こそ無いものの様々な細工が施してあるロシアルーブル、中々に奥が深い!!




世界にはその国独自の多種多様な通貨があります。(拾い画)
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我々が普段所持している日本円にも偽造対策として実に巧妙な細工が施してあります。




そう考えると、通貨ってある意味国が造った最も身近な芸術作品だとは思いませんか?



(1руб≒0.6JPY)





若干前置きが長くなりましたが、ロシアの首都モスクワを出てロシアの京都ことサンクト=ペテルブルクに参りました。
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ここからだとフィンランド・ヘルシンキまでも電車でひとっ飛びで行けます!
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あ〜、行ってみたいな〜フィンランド(貧乏旅人の戯言)



 


それにしても

サンクト=ペテルブルク


ん〜何ともカッコいい響き!
かつてはロシア帝国時代の首都でした。



そして私の中のロシアカッコいい地名ランキング堂々の一位です!!


…ちなみにトップ10は以下の通りです。
(私の独断と偏見)


1. サンクト=ペテルブルク
(ペトログラードもといレニングラードとも呼ばれる)


2. ヴォルゴグラード
(かつてのスターリングラード)


3. ニジニ・ノヴゴルド


4. ノヴォシビルスク

5. ペトロパブロフスク=カムチャツキー

6. カリーニングラード (ロシア領の飛び地)

7. エカテリンブルク (エカテリーナⅠ世由来の地)

8. ユジノ・サハリンスク (樺太)

9. クラスノダール

10. ウラジオストク (極東最大の都市、不凍港)



…はい、カッコよさのレベルが高過ぎますね、、どうでしょう?





前置きは少々長くなりましたが、そんなネーミングセンスNo. 1都市・サンクト=ペテルブルクを訪れました。
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着いて早々にチンチン電車がお出迎え



よく分からん何やらハイテクなものを乗りこなす通行人
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ボリショイ・サンクトペテルブルクスキー・サーカス劇場
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本当は鑑賞するつもりでしたが、クレジットカードの限度額がオーバーしたため、残念ながら見送り…がっくし!



隠れ家的なカフェ
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トイレが無かったのが残念





パンツァー・フォー!!
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戦争博物館です。
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導火線ってこんなぶっとい綱なのね、、
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直径53.4cmの砲弾
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こんな弾がポンポン飛んでくる戦地を想像しただけで恐ろし過ぎる…
そして後ろの姉弟(?)が微笑ましい!

フィンランドの国旗…冬戦争かな?
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戦地で散った日本軍の遺品も…日露戦争かな?
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翻訳は残念だが、何となく内容は理解。
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お悔やみ申し上げます。





エルミタュージュ美術館
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入ってすぐの所に自動券売機があります。流石!
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チケットを買うと目の前に行列が…
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入り口待機の列かな?とりあえず並ぼう。




ロシアの博物館美術館全般に言えることですが、横に無人券売機があるにも関わらず人々は何故か有人のチケットオフィスに行列を作ります。
(Googleレビューを見て後から知った)




バカだな〜皆、情弱かよ! (←特大ブーメラン




そんな感じでチケット購入済みなのに無意味に一時間並びようやく中へ。
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(無人で購入済みの人は直ぐに入れると知った瞬間発狂しました…皆、使えるものは使おうぜ…)


中に進むとまるでそこは貴族たちの住宅展示場!
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日本で言うところの江戸時代の貴族たちの生活ぶりが伺えます。



鳳凰の像を見ていると後ろで花火が。
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横にいた人に聞くと、ロシアではどうやら今日(01/08)がクリスマスの様です。

派手に花火が上がります!
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サンクトペテルブルクといえばロシア帝国の怪僧・グリゴリー=ラスプーチン(1869〜1916)。
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皆さんはご存知ですか?この男。

股間のイチモツが大きい(30cm以上)ことで有名な不死身の男とも呼ばれています。
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現在もイチモツだけがホルマリン漬けで保存されているとか…
(※拾い画、グロいのでモザイク)


加えて絶倫体質であるが故に宮中の女性を虜にし、己がイチモツ一本でロシアを動かしたとも言われます。


そんな彼に嫉妬した男性貴族たちによる暗殺に関する逸話も凄まじい!
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食事に青酸カリを盛られる
☞三発の銃撃
☞燭台で頭蓋骨粉砕
☞モイカ宮殿から突き落とされる
☞手足縛られモイカ川にドボン
溺死

これだけボコボコにされてもなお溺死まで耐えられる不死鳥ぶりよ!!(←暗殺とは一体?


ラスプーチンに関する面白エピソードはまだ沢山あるのでよかったら調べてみてください!


そんな彼の暗殺現場であるモイカ宮殿も訪れました。
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が、肝心の彼に関する展示は明日の夕方からだと…残念!

モイカ宮殿はユスポフ宮殿とも呼ばれ、帝国時代のユスポフ公(貴族、暗殺犯)の屋敷でした。
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2020/01/09

サンクトペテルブルク最終日です。


この日でロシア第一革命のきっかけとなった『血の日曜日事件』からちょうど115年が経過しました。
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1905年1月9日、ロシア帝国の当時の首都サンクトペテルブルクで行われた労働者による皇宮への平和的な請願行進に対し、政府当局に動員された軍隊が発砲し、多数の死傷者を出した事件。


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何となくそれっぽい場所に行ってみるが意外と人は少なかった。





ロシアの古都と呼ばれるだけあって今回は歴史に纏わる話が多めでしたね。


ペテルブルクに限ったことでは無いですが、世界のいろんな場所を歩き回ると、自然と「この場所の歩んできた歴史についてもっと知りたい!!」と知識欲がかき立てられます。


そんなことを最近感じるようになったmizukiの投稿でした!




-青二才バックパッカー旅-
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